電通の営業マンの話です。さすが電通…スゴいな!と思ったので。
あるとき海外の要人が日本にやってきたらしいです、奥さんと。その奥さんが土曜日の休日に銀座でお買い物されたらしい。電通の営業マンはその奥さんのお買い物に薄く(➡️あまり存在を知られないような形で、の意味)付き合ったらしい。
そうしたら、ある場面に出くわしたそうです。なんやらその要人の奥様、お土産なのでしょうか?右手と左手、両方に持って、さてどっちがいいか?と思いの外悩んでる様子だったらしいのです。で、結局そのふたつのうちのひとつを買って帰られた。
その電通の営業マンは、その迷いに迷ったもう一方のほうを買って、後日その海外の要人宅に、『訪日ご出張のお礼』として送ったらしいのです。そうしたらその奥さんの感激が半端でなかったようで、その要人とのビジネスはこれ以上ないほど成功裏に運んだ!というものです。
こういう世界ってあると思います。
何を手土産で用意するか?とか渡すタイミングとか?こういうのも実に大きいと思います。
私はこの逆、やったことあります。ワインの土産用意してたのですが、最後接待の別れ際に渡すの忘れたのです。
翌日、お客さんからお礼の電話があって…「昨日、帰りのときなんか持ってなかった?」で私「いいワイン用意してたのですが、渡し忘れちゃって失礼しました。もう飲んじゃいましたけど、なかなか美味でしたよ!」お客さん…呆れてましたけど、こんな関係にまでもっていくのが、まさに人間関係なんですよね!
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