最近のアメリカ大統領選挙をみてて、思うところがあります。それは『民主主義に限界があるのかな?』って。
民主主義の根幹の考え方って…『多数決で決める!』っていうことだと思います。
でもたとえばアメリカ大統領選挙って民主党と共和党の代表者同士で争うのです。結局その両者は50対50くらいの接戦になるのです。なぜか?と言うと、勝ち目がない選挙にトライするひとは、極まれです。まあどちらかが勝つのですが、結局負けたほうに投票したひとたちの不満が、国民の半分くらい発生してしまうのです。
そのような状況で、その国を国民が幸せ感じるような国政ができるのでしょうか?
では、選挙の結果が、どちらか一方的な結果になるようにすればいいのですが、それもまたまたいろんな問題がおきます。果たしてその選挙は、不正のない確かなものだったのだろうか?とか。
私が、中学1年生のとき、クラスの委員長を決めよう!というときがあったのです。まず担任の先生は『誰か立候補するひとは居るのかな?』そうしたら『僕、やります!』って手を挙げたNくんが居ました。担任の先生、どうするか?と思ったのですが、そのNくんのこと無視して、クラス全員の意向をきいて最終決めていました。
その担任の先生、さすがでした。そのNくん、どうしょうもないヤツだったのです、クラスの嫌われもの…でした。
でも、その先生…よく耐えたなぁーって思いました。機転がきくというのか?教師として辛かったのだろうな、の瞬間にみえました。
これ51年年前のことです。
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